サンシティ西京極自主防災組織の構築
個人・地域で防災を


いつ、どこで起こるかわからない大地震。万一の備えは万全ですか ?

《府内でM7.6の地震が発生した場合》

1) 花折断層地震 (M7.6)
 滋賀県から左京区に南北に延びる断層。
 半壊以上の被害棟数 38万4300棟 死者 1万4000人、出火件数 517件

2) 西山断層系地震 (M7.5)
 船井郡から西京区、乙訓地域に延びる断層群。
 半壊以上 30万5400棟、死者 5030人、出火件数 387件

3) 黄ばく断層系地震 (M7.5)
 山科から宇治市までの断層と、城陽市から山城町へかけての断層群。
 半壊以上 25万3600棟、死者数 4860人、出火件数 287件

以上の被害内容が想定されています。


《地震の発生は防げなくとも、危険を回避し被害の拡大を防ぐことは可能》

○地震等の大規模な災害が起こったときには、火災があちこちで発生し、家具の下敷きなどにより動けなくなった人達に大きな被害を及ぼすことが予想されます。これらの火災や生命被害を最小限に抑えるためには、住民による初期消火や救出、救護が重要な要素となります。
 阪神・淡路大震災においても、70%以上の人達が地域住民により救出されたと言われています。

「お互いのつながりが薄いとされるマンションでも、住民が協力して助け合える環境づくり、住民個々の防災意識により被害の拡大を防ぐことができます」

《時間的経過に伴う各個人のとるべき行動》

地震発生 (大きな揺れは約1分〜3分間)
 ・身を守る
 ・揺れが収まったら火を消す
 ・脱出口の確保(玄関ドア、窓を開ける)

1分〜3分後 (揺れが収まった)
 ・火元の確認(ガスの元栓を閉める、電気ブレーカを切る)
 ・出火があれば落ち着いて初期消火(無理をせず、消火不可能とすばやく判断し避難することも必要)
 ・家族の安否の確認(家具の下敷きになっていないか・ケガの有無等)
 ・素足で避難せず必ず靴を履く、用意していた避難用リュックサック等(必要最低限の物を入れておく)
 ・上層階は火災、倒壊状況を把握し避難経路を確認する
 ・一時指定避難場所へ避難する(エレベーターは絶対に使用しない)

3分〜5分後 (余震に注意)
 ・近隣所に声をかける
 ・ケガ人や出火場所等を確認し確認した場合は大声で知らせる
 ・避難所の設けられた、自主防災本部に状況を正確に報告する

《自主防災組織の活動》

5分〜10分後以降 (自主防災組織の活動開始)
 ・自主防災組織の活動を開始する。避難の途中で確認した情報を情報班の責任者へ報告(未確認の情報は混乱の原因となるため、未確認情報として報告する事)
 ・情報班へは『何号室の○○、世帯人数4名の内○○・△△・□□の3名は 無事避難、××1名は会社勤務中で現在安否確認できず』・『何号室で出火』 等と報告する。
 ・自主防災組織の指示に従い、出来れば自主防災活動へ参加協力をする。

数時間以降〜3日
 ・災害の規模に合わせ、市や区からの指示で広域避難所へ避難する。

3日以降 (避難生活)
 ・精神的肉体的疲労もピークに達していると思われるが秩序ある行動が求められる。

サンシティ西京極の広域避難経路

○ 第I次避難場所 『西中公園』サンシティ西京極自主防災本部設置
・班別(自治会ブロック長班)に避難人員の掌握を行い、災害状況をまとめ班長に報告を行う
・本部の指示に従い第II次避難場所へ班ごとに避難する。

○ 第II次避難場所 『西京極小学校』『桂大橋下河川敷』西京極学区自主防災本部設置
・サンシティ西京極住民の避難、災害状況を本部に報告
・個人の勝手な動きはさけ、本部の指示に従い班別に掌握できる行動を行う

○ 第III次広域避難場所 『西京極運動公園』右京区防災対策本部設置

《サンシティ西京極の防災用品概況》

サンシティ西京極では、毎年管理組合と自治会共同により防災用品の購入を進めています、現在は、タンカ・リヤカー・ガスボンベ・コンロ・発電機・バール炊き出し用鍋・コンパネ・ヘルメット・懐中電灯・無線機・拡声器・シャベル・鉄板等を備えていますが、495世帯を賄える状況ではありません、又飲料水や非常食の備蓄は一切ありません(今後検討)ので各個人での備えをお願いします。

特に水・非常食は個人で最低3日間分を確保すれば、国・市からの救援物資が届く体制がとられています。

(必要な水の量)
・各家庭で、1日1人あたり必要な飲料水は、2〜3リットルです、4人家族であれば3日分でペットボトル(2リットル)12本〜15本となります。
・生活雑水は1日1人13リットルが通常生活でつかわれています。

《今日からはじめる防災準備》

1) 避難用、備蓄用の非常持ち出し袋を作る
 『一次持ち出し品(避難用)』
・懐中電灯、ラジオ、防災ずきん、非常食、飲料水、救急薬品、貴重品など
 『二次持ち出し品(備蓄用)』
・保存食、水、卓上コンロ、燃料、トイレットペーパー、簡易トイレ、裁縫セットなど

2) 日常生活に防災を採り入れる
・用意した水や食品は、定期的に使ってみる。使い終わったら忘れず補充する
・保険証のコピーや笛(助けを呼ぶ)は外出時に携帯する習慣をつける

3) 家族で防災について話し合う
・朝、昼、晩それぞれのケースに応じて電話連絡先や集合場所を確認する
・家族の中で役割分担を決める・非常持ち出し袋も1人に一個用意する

【地震時の心得などを紹介するホームページ】

京都市市民防災センター
http://www.pref.kyoto.jp/shobo/doctor/index.html


《サンシティ西京極自主防災組織》
自主防災組織図


《自衛消防隊について》

1.消防隊の意義

消防活動の原則は、「火災を早く発見して、早く消化する。」ことです。
火災の特殊性から、国民に対し次のような義務が課せられています。

(1) 火災を発見したした人は、速やかに消防機関へ通報する。全ての人はこの通報に協力すること。
(2) 出火責任者(火災を発生させた人)や火元居住者は消防隊が到着するまで、消化活動人命救助活動を行うこと。また、現場付近にある人はこの活動に協力すること。
(3) 消防隊に必要な情報を提供すること。
(4) 消防隊員から要求があったときは消防活動に協力すること。


2.自衛消防隊の必要性

高層集合住宅で、多数の人が生活している場所で、火災が発生すれば、被害が大きく人命危険も高くなる事が予想されます。
これを防ぐには、一つの組織の基に、秩序正しく統制の取れた自衛消防の活動をすることが必要です。


3.自衛消防隊の業務

自衛消防隊の本来の役割は、火災等の災害の発生に際して、通報、初期消火、非難誘導などを効率的に行う事にあります。 このためには、平素から自衛消防隊としての訓練を行ったり、消火器、屋内消火栓などの取り扱い訓練や消防用設備等の点検、維持管理が必要です。


負傷者等発生時の救急対応

負傷者・病人の保護
(1) まわりの人たちと協力しあって速やかな対応を心がけましょう。
(2) 本人の一番楽な姿勢をとってもらい、声をかけ、心理的に安心させてあげる。
(3) 安全な場所で、安静に保ってあげる。
(4) 意識のない場合は、回復の体位を取るよう心がける。

※回復の体位とは
意識はないが呼吸をしていたら、嘔吐物による窒息を防ぐため、傷病者を横向きにし 下顎を前に出し、上側の肘と膝を軽く曲げる。

正確な情報を把握し適切の連絡
性別・年齢・・・(子供・高齢者・若い・中年等)
症状・状況・・・どのような状況で・どの部位を・どの程度負傷しているか(胸痛・頭痛・腹痛嘔吐・意識状況等)また、出血・外傷などはどうか、緊急処置をするための情報連絡をする。